先日、来院された40代女性の患者さんのお話です。
話を聞いてみると朝起きたら右肩が痛くて挙がらないとのこと。何かそうなった覚えはないか聞くと前日の昼間、子供の野球の練習に付き合ってキャッチボールをしたとのことでした。しかしその時は何ともなかったとのことで夜、何となく右肩が重い感じがしたのでお風呂にゆっくり入って肩から腕を自分で揉んでみたそうです。
問診したところ、右肩(三角筋)の前の方に圧痛があり、患部が熱を持っていました。腕を挙げて痛い場所と一致していたので上腕二頭筋腱炎ではないかと思いました。ではなぜ痛くなったのか?炎症には2パターンあり、1つ目が急性炎症(何か動作をした時にすぐに出る痛み)と遅発性炎症(その時は痛くなくても徐々に痛くなる)とありこの患者さんの場合は後者でした。
要するに普段しない運動を急に行ったため関節や筋肉あるいは腱が炎症をお越して痛みが出たと考えられます。また夜、お風呂に浸かり患部を揉んでしまったことも炎症をひどくした原因ではないかと思います。
普段しない事、運動をした時は下記の事に注意しましょう。
① 痛くなくても違和感や普段と違う感じがある場合は2、3回10分程度冷やしましょう。
② お風呂で温めたりマッサージしたりしないようにしましょう。
殆どの遅発性炎症が上記の事で防げます。
長崎で肩こり、腰痛、膝痛、スポーツ障害、交通事故による怪我、むちうちでお悩みの方、骨盤矯正、ダイエット、筋トレ、スポーツマッサージをご希望の方は良整骨院、S&Cパーソナルトレーニングジムへ
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肩関節は、解剖学的特徴からいろいろな方向によく動きます。逆に安定性のない関節ということもできます。そんな不安定な関節を頑張って安定させているのが、「ローテーターカフ」(回旋筋腱板)と呼ばれている筋肉群です。ローテーターカフは、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋から構成され、これらの筋は上腕骨を肩甲骨の関節面へ引きつけるように働いています。
症状
40歳以上の男性(男62%、女38%)、右肩に好発します。発症年齢のピークは60代です。
肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えますが、夜間痛で睡眠がとれないことが受診する一番の理由です。 運動痛はありますが、多くの患者さんは肩の挙上は可能です。
四十肩、五十肩と違うところは、拘縮、すなわち関節の動きが固くなることが少ないことです。 他には、挙上するときに力が入らない、腕を挙げる時に一定の角度で痛むがそれ以上は痛くない、挙上するときに肩の前上面でジョリジョリという軋轢音がするという訴えもあります。
原因
腱板断裂の背景には、腱板が骨と骨(肩峰と上腕骨頭)にはさまれているという解剖学的関係と、腱板の老化がありますので、中年以降の病気といえます。
明らかな外傷によるものは半数で、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きます。よく右肩に多い事から使い過ぎと加齢に伴うものと言われますが私は加齢とともに筋力が落ちることと腕を肩より上に挙げる事が日常生活で少なくなる事が原因ではないかと考えています。多少は使いすぎもあるかもしれませんが殆どの場合、使い過ぎではなく使わなさ過ぎではないでしょうか。
治療法、改善方法
痛みが出てどれくらいかにもよりますが痛み出して2.3日であれば状態にもよりますが冷やす事を優先します。まずは炎症を抑える事が重要です。
痛くなり1ヶ月以上経過している場合は血流を促す事が重要になるので温める、痛くない範囲で動かす事が大切です。当院では超音波療法やマッサージ、ご自宅でのリハビリ方法を状態を考慮して行っております。
肩関節は、解剖学的特徴からいろいろな方向によく動きます。逆に安定性のない関節ということもできます。そんな不安定な関節を頑張って安定させているのが、「ローテーターカフ」(回旋筋腱板)と呼ばれている筋肉群です。
ローテーターカフは、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋から構成され、これらの筋は上腕骨を肩甲骨の関節面へ引きつけるように働いています。
症状
40歳以上の男性(男62%、女38%)、右肩に好発します。発症年齢のピークは60代です。
肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えますが、夜間痛で睡眠がとれないことが受診する一番の理由です。 運動痛はありますが、多くの患者さんは肩の挙上は可能です。
四十肩、五十肩と違うところは、拘縮、すなわち関節の動きが固くなることが少ないことです。 他には、挙上するときに力が入らない、腕を挙げる時に一定の角度で痛むがそれ以上は痛くない、挙上するときに肩の前上面でジョリジョリという軋轢音がするという訴えもあります。
原因
腱板断裂の背景には、腱板が骨と骨(肩峰と上腕骨頭)にはさまれているという解剖学的関係と、腱板の老化がありますので、中年以降の病気といえます。
明らかな外傷によるものは半数で、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きます。よく右肩に多い事から使い過ぎと加齢に伴うものと言われますが私は加齢とともに筋力が落ちることと腕を肩より上に挙げる事が日常生活で少なくなる事が原因ではないかと考えています。多少は使いすぎもあるかもしれませんが殆どの場合、使い過ぎではなく使わなさ過ぎではないでしょうか。
治療法、改善方法
痛みが出てどれくらいかにもよりますが痛み出して2.3日であれば状態にもよりますが冷やす事を優先します。まずは炎症を抑える事が重要です。
痛くなり1ヶ月以上経過している場合は血流を促す事が重要になるので温める、痛くない範囲で動かす事が大切です。当院では超音波療法やマッサージ、ご自宅でのリハビリ方法を状態を考慮して行っております。
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