サッカーをしてるんだけど3ヶ月前に左股関節を剥離骨折した1ヶ月半休んで医者からもう骨もくっついたからサッカーしていいって言われたけどしたらまた痛くなった。どうして?

サッカーをしてるんだけど3ヶ月前に左股関節を剥離骨折した1ヶ月半休んで医者からもう骨もくっついたからサッカーしていいって言われたけどしたらまた痛くなった。どうして?

2024.04.23

先日、サッカーを頑張っている中学生の男の子が新規で来院されました。3ヶ月ほど前に左の股関節が痛くなり、段々、歩くのも痛くなり始めたので病院でレントゲンとMRIを撮った結果、剥離骨折の診断を受け1ヶ月半ほどサッカーを中止して療養していたそうです。

痛みもなくなり、病院での再診でも『もう骨もくっついているから大丈夫』と言われたそうです。

練習して良いと言われたため次の日から練習したらまた痛くなり当院へ来院したとのことでした。

なぜ、骨もくっついて痛みも日常生活では痛くなかったのに痛くなったのか?

これはよくあることなのですが大好きなスポーツを怪我の為に1ヶ月半も休んでいてもう骨もくっついているから運動していいよと言われたらそりゃがっつりやりますよね?そのスポーツが大好きだから。でも1ヶ月半も休んだら筋力や柔軟性低下が必ず起こります。弱った状態でいきなり怪我する前のレベルでやれば体がついていけず当然、また痛くなります。

だからそこは医療機関がきちんと道標を示してあげる必要があります。今回はそれがなかったのが痛みが出た原因だと思います。幸い、今回は剥離骨折までは起こしていない状態だったので施術を行い、完全復帰までの道標を示しました。

まずはジョギングから始めて徐々にスピードを上げていくこと。

②全力で走れるようになったらコーンドリルなどを行う。

③コーンドリルも問題なくなったらシュートをしてみる。

④シュートも痛みなく打てるようになったら試合形式の練習に参加

⑤完全復活

⑥練習後のアイシングとストレッチを徹底

上記をやってもらいながら週1回の施術を続けて昨日、来院した時には痛みも完全になくなり練習しても問題なくなっていました。

③鼠径部痛症候群(グロインペインシンドローム)

ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じます。

他の競技と比べサッカー選手に多く見られ、一度なると治りにくいのが特徴です。また悪化すると剥離骨折を起こすことも。

体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性(可動性)の低下による拘縮や骨盤を支える筋力(安定性)低下による不安定性、体幹と下肢の動きが効果的に連動すること(協調性)が出来ず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化していきます。

何らかの原因で可動性、安定性、協調性に問題が生じたまま、無理にプレーを続けると、体幹から股関節周辺の機能障害が生じやすくなります。

また、片足で立ってキックを多くするサッカーの動作そのものが発症の誘因になります。

当院での施術に関しては可動性、安定性、協調性の問題を評価し、それを修正する為に電気治療、マッサージ、筋力訓練、ストレッチ指導などを行います。詳しくは当院へご相談ください。

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