肥満と飲酒の関係

肥満と飲酒の関係

2020.12.11

ビール腹という言葉をよく耳にするする。あなたの周りにも立派なビール腹の方がいるのではないでしょうか?

アルコールは1g当たり7kcalであり、ビールや日本酒などの酒類のカロリーの大半を占める。体内に蓄積されないのでそのカロリーは素早く消費され、一部は熱として放出される。それで酒を飲むとカラダが熱くなる。アルコールのカロリーの一部は熱として放出されるので、あなたが思うほど肥満の誘発に影響を与えていない。さしずめ共犯者といったところ。飲酒が肥満を誘発する主な原因は、飲酒と同時に摂るつまみにある。アルコールの持つ食欲増進作用の為、つまみが進む。ビールに唐揚げなどの高脂肪食がよく合い、カロリー過剰摂取を助長しやすい。同時にアルコールを摂取すると水分が抜ける為、しょっぱいものが欲しくなる。お酒を飲んだ帰りについ食べてしまうラーメンも肥満を誘発する原因となっている。酒の量自体も気を付けなければならないがそれよりも酒と同時に食べるつまみの量にも気を付けなければならない。焼きナスなど野菜ものを選べばカロリーも抑えられるしビタミンやβカロチンなども摂れる二重のメリットがある。最後に食べるラーメンもお茶漬け替えるのも良い。しかしストイックに低カロリーのつまみを選ぶのは苦痛なので出来れば低カロリーのつまみをいくつか選び、少し量を抑え、また惰性で食べてしまう量にも気をつける。その心掛けだけでも1カ月、2ヵ月後のあなたの身体は変わるはずです。

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