眠っている筋肉を目覚めさせよう！
2018.06.09
筋力トレーニングで得られるメリットは筋肉を大きくして体脂肪をへらすだけではない。普段使っていない筋肉を目覚めさせるのもその一つである。筋肉は運動神経からの指令で力を出すがたとえ本人が最大筋力を発揮させようと思っても100%の力を出すことはない。全力を発揮しようとしても実は60〜70%程度しか使えないケースが多い。これを心理的限界といい、あまり運動をしない人となるとその割合が更に下がる。つまり筋肉があっても力は弱い状態といえる。生命にかかわる事態に遭うと力の弱い女性でも一人でタンスを外へ運び出せてしまう。所謂、火事場の馬鹿力の言葉通り筋肉は本人が自覚出来ない程のパワーを秘めている。この力は何も生命の危機だけに発揮されるだけではなく鍛えれば心理的限界は引き上げられる。トレーニングをすると身体に負荷がかかり、普段使っている筋肉だけでは賄えられなくなる。そこで神経がその足りない分を補おうと判断して眠っている筋肉も動員させる。こうして60%程しか使われていなかった筋肉を80〜90%以上に引き上げることが出来る。普段あまり運動をしない人ほど少し鍛えれば強くなれる。またこうして眠っている筋肉を目覚めさせることによって血液を心臓に送り出すポンプ作用も強くなり血液循環もよくなり代謝もアップする。
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