スポーツ障害シリーズその② バーナーペインシンドローム

スポーツ障害シリーズその② バーナーペインシンドローム

2017.02.02

おはようございます。本日はまた冷え込みましたね。本日は一般的には馴染みも薄いかもしれませんが「バーナーペインシンドローム」という疾患について書いていこうと思います。

アメリカンフットボール、ラグビー、相撲などのコンタクトの多いスポーツで発生し首が強制的に曲げられることで肩、腕にかけて焼けるような電撃痛を発し、上肢のしびれ、脱力感を生じた状態、治療としては初期ではアイシング、カラー固定などが有効であり、その後ホットバックや超音波などを行い血流を改善させることが重要、後帰までに2週~3か月と症状の度合いにより異なる。

私もアメリカンフットボールのトレーナーをしていた時は本当によくこの疾患になる選手が多く苦労していた事を思い出します。この疾患は脳震盪を伴うことも多く首や脳といった生命に関わる大事な器官が関係してくるので脳神経外科などと綿密に連絡を取りながら選手のケアに当たっていました。

復帰後の予防策としてはネックフレクションなどの頸部の筋力強化、僧帽筋と呼ばれる肩の筋肉の強化を行うことです。

またプレーの癖の修正も大事な要素で特に新入生などは最初、タックルする恐怖心から頭を下げて当たる事が多くしっかり顔を上げて相手をよく見てタックルするように指導します。

首や肩周りの筋肉を強化し正しい当たり方をする事がこの疾患の予防に繋がります。
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